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プレスリリース 2003年10月20日
UNDP アラブ人間開発報告書2003を発表

 UNDPは2003年10月20日、ヨルダン王国首都アンマンにおいて「アラブ人間開発報告書2003」を世界発表しました。本報告書は世界で話題を呼んだ昨年の「アラブ人間開発報告書2002」に続く第二弾。今後も2冊の発行が予定されており、全体で4冊のシリーズになる予定。昨年に引き続き、UNDPとアラブ社会の著名なオピニオン・リーダーや学者・研究者によって執筆されました。

 発表式典は、ヨルダン王国、国連開発計画(UNDP)、及びアラブ経済社会開発基金の共催により、ヨルダン王国アンマンにて、2003年10月20日現地時間午前10時(日本時間同日16時解禁)に開催されました。

 昨年の報告書は、アラブ世界の発展を阻む大きな課題として1)知識、2)政治的自由、3)女性のエンパワーメント、の分野において地域間及び国内の格差が拡大しつつある点を指摘しました。過去一年のアラブ諸国に関わる国際情勢を振り返ると、これらの問題が今なお重要な課題であり続けていることが分かります。今回のアラブ人間開発報告書では、昨年取り上げられたこれらの課題のうち、特に新しい知識の獲得とそのより効果的な適用など、‘知識’という観点からアラブ世界の発展を考察しています。

 ‘人間開発においては、お金や富の所有そのものではなく、それらの富がいかに生産的に投資・使われているかがより重要である。’(本文より)

 ‘(アラブ地域においては)ラジオ、テレビなど、メディアのほとんどは国営である。’(本文より)

 ‘改革への努力は(アラブ)地域に純粋に利益をもたらすであろう。但しその努力は内からによって始められ、取り組まれなくてはならない。’Rima Khalaf Hunaidi 国連事務次長補・UNDPアラブ局長

詳細については、以下をご覧ください。

以上

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