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ニュースルーム −プレスリリース−

2003年05月05日

プリシュティナ
コソヴォ違法小型武器規制プロジェクト(ISAC)に日本政府が「人間の安全保障基金」を通じ103万ドル拠出

 日本政府は4月28日、セルビア・モンテネグロのコソヴォにおける小型武器問題に対処するため、「人間の安全保障基金」を通じ、UNDPの実施する「コソヴォ違法小型武器規制プロジェクト(ISAC:Illicit Small Arms Control)」に103万ドルの支援を行うことを決定しました。1999年以来、日本政府がUNDPを通じて行った対コソヴォ支援額は総額3,800 万ドルに上ります。今回の新たな取り組みにより、コソヴォに対する日本のコミットメントはさらに強化されることとなります。
 コソヴォの小型武器問題の解決を目指すISACは、コソヴォ平和維持部隊(KFOR)、国連コソヴォ暫定行政ミッション(UNMIK)、首相府のほか、市民団体や地域社会等、複数の受益者の協力を得て推進されるプロジェクトです。ISACは、地域社会の意識向上を図るとともに、自発的な武装解除と交換にコミュニティー・レベルの開発プロジェクトを実施することで、UNMIKおよびKFORによる小型武器回収事業を支援しています。
 同プロジェクトは、コソヴォ内の2自治体を対象に実施されます。また、開発プロジェクトは、地域社会自身による武装解除へ取り組みを促すべく、地域レベルで案出され、UNDPによる評価を経て、地域社会とUNDPにより実施されます。

以上


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