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ニュースルーム −プレスリリース−

2003年10月29日

UNDP「アフリカ2015」キャンペーンにオリンパスが33,000ドル寄付:「A Day in the Life of Africa」ニューヨーク巡回展

 10月29日、ニューヨークの国連ビルにて、「A Day in the life of Africa」展が開幕し、オリンパス株式会社よりUNDPのHIV/エイズ教育活動に対し、33,000ドルが寄付されました。

 同展は、世界中の著名写真家100名がアフリカのある一日を撮影した「A Day in the life of Africa」プロジェクトの作品を紹介するもので、オリンパス株式会社は同プロジェクトにデジタル・カメラ機材を提供しました。「A Day in the life of Africa」展は今夏、第三回アフリカ開発会議に先立ち日本でも開催されました。UNDPは東京展の後援に続き、共催者として同展をニューヨークの国連ビルに招致しました。

 今回のニューヨーク巡回展は、10月17日の「国際貧困撲滅デー」および UNDPの「Poverty Eradication Awards」への関心の喚起を目的として、オリンパスとUNDPの共催により実現したものです。オリンパスの寄付金には、先に行われた東京巡回展の際のチケット収入が充てられており、同社は日本の人々の代表としてこれを寄贈しました。寄付金はUNDPが主導する新たなイニシアティブ、「アフリカ 2015」キャンペーンに役立てられます。「アフリカ2015」は、アフリカの人々を対象に「2015年までにエイズ非感染世代を」を謳い、アフリカで活躍する作家や音楽家などの著名な文化人やスポーツ選手の参加を得て実施されるもので、ミレニアム開発目標(MDGs)における「HIV/エイズの蔓延を 2015年までに阻止し、その後減少させる」という目標6の達成にも寄与することが期待されます。

 ナンネ・アナン国連事務総長夫人は「私共アフリカを愛する者にとって、この展覧会は賞賛に値する。MDGs 達成への道は険しいが、これによって多くの人々の生死が左右されることを我々は忘れてはいけない」と述べています。また、国連事務総長代理として式典に出席したガンバリ・アフリカ担当国連事務総長特別顧問は、「この展覧会は、10月に100ヵ国以上で実施された『国連貧困撲滅デー』関連イベントのなかでも、この記念日に最も相応しいものの一つといえるだろう。オリンパスによるHIV/エイズ教育活動への支援は、極度の貧困削減に向けた取組みにはHIV/ エイズ撲滅への取組みが不可欠であることを物語っている」と述べました。

以上


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