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ニュースルーム −プレスリリース−

2006年08月28日

紺野美沙子UNDP親善大使、モンゴル視察より帰国

 紺野美沙子UNDP親善大使は、8月26日、一週間の日程で訪れていたモンゴル国より帰国しました。紺野美沙子さんの海外視察は、2005年のベトナムに続き、今回が7度目となります。

 紺野美沙子さんは、人々がよりよい生活を築けるように、また知識や経験や資金にアクセスできるように、国連のグローバルな開発ネットワークである国連開発計画(UNDP)がモンゴルにおいて支援することによって、いかに人々の生活に変革をもたらしているのかを視察してきました。また、外務省主催のODA民間モニターと合同で、幼稚園や人材育成センターなど日本の政府開発援助(ODA)によるプロジェクトを訪問し、日本とUNDPの現地での連携の事例を視察しました。

 モンゴル滞在中、紺野美沙子さんは、ダルハン・ウル県やセレンゲ県、首都ウランバートル市内でUNDPが支援する、環境問題や貧困削減に関する地域社会に根ざした取り組み、中小企業育成、一村一品運動、エネルギー効率に優れた住居等を訪れ、UNDPの支援する協力につき地域住民やプロジェクト実施者、政府職員等と会合を持ちました。また、ナムバリーン・エンフバヤル大統領を表敬訪問しました。

 「UNDPモンゴル事務所は、モンゴルの人々の生活の質を向上させ、ミレニアム開発目標(MDGs)を達成するのを支援するために我々がどのような活動に取り組んでいるのかを紺野さんに見に来ていただいたことを本当に喜ばしく思います」とプラティバ・メタUNDP常駐代表は述べています。

 また、紺野美沙子さんは、「モンゴルの人々が、統合的なビジネス開発の取り組みを通じて地元産品をブランド化したり、生活様式にエネルギー効率の良い技術を導入したり、議員と有権者の間のより効果的なコミュニケーションを通じて、より透明性が高く、説明責任のある、開かれた政府や議会を実現するプロセスに積極的に取り組んだりする姿を間近に見ることができたのは、私にとって素晴らしい経験になりました。特に、日本で最初に始まった一村一品運動がモンゴルでも採り入れられているのを見ることができて、大きな喜びを感じました」と述べています。

 モンゴル訪問最終日である25日にUNDPモンゴル事務所で開催された記者会見では、紺野美沙子さんは、「この美しい国を訪れることができ、また、勤勉な人々に出会えたことを大変喜ばしく思います」と語りました。

 また、この記者会見の場で、2004年以来UNDPの活動に賛同し、協力関係を築いてきた「アディダス ジャパン株式会社」より寄贈されたサッカーボールおよびTシャツが、紺野美沙子さんから国立孤児センターの子どもたちに贈呈されました。

UNDPモンゴル事務所ホームページ: http://www.undp.mn

以上






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© Shinji Shinoda/ UNDP Tokyo


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