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ニュースルーム −プレスリリース−

2006年11月23日

村田俊一氏、国連開発計画(UNDP)の駐日代表に就任




 国連開発計画(UNDP:United Nations Development Programme)は11月22日付けで村田俊一(むらた しゅんいち)氏を駐日代表に任命しました。村田氏は2002年から本年11月まで関西学院大学総合政策学部専任教授として国際関係論、国際機構論および国際紛争とその援助政策などを担当すると共に、国連情報技術サービスボランティアー(UNITes)コーディネーターを務めました。また、昨年3月以来、関西学院大学 国際開発戦略リサーチセンター長も兼任していました。

UNDPは開発に関する政策提言・啓発活動および無償資金・技術協力を行う国連システムの中心的機関として、2015年までにミレニアム開発目標(MDGs:Millennium Development Goals)を達成すべく、135カ国に設置されている常駐事務所を通じて開発協力活動を展開しています。UNDPは、貧困削減、民主的ガバナンス、危機予防と復興支援、エネルギーと環境、HIV/エイズの5分野に重点的に取り組み、知識と経験に裏打ちされたコンサルティング・サービスを提供しています。UNDPの常駐代表は、開発途上国では国連システム全体の開発活動を調整する国連常駐調整官も兼任しています。

UNDP東京事務所は1979年に開設されて以来、UNDPと日本政府および日本のNGO、学界、民間企業などとのパートナーシップを強化・拡充し、貧困をはじめとする世界の開発課題に取り組んでいます。

村田俊一氏は、関西学院大学卒業後、米国ジョージワシントン大学院で修士および博士課程を修了(国際政治経済専攻)。UNDPウガンダ事務所勤務の後、同ニューヨーク本部、エチオピア事務所にて研修を終了し、スーダン事務所およびニューヨーク本部にて勤務。1989年からUNDP北京常駐代表事務所常駐代表補佐、1992年から同モンゴル事務所常駐副代表を務めました。1995年にハーバード大学ケネディ・スクール(ミッドキャリア・プログラム)に入学、1996年に公共行政学修士号を取得しました。1996年にUNDPに復帰、同フィリピン事務所常駐副代表を務めた後、1999年から2002年3月までブータンにて国連常駐調整官兼UNDP常駐代表を務めました。

以上


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