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2007年01月25日

サッカー選手のディディエ・ドログバ氏 UNDPの親善大使に任命される




 2007年1月24日、国連開発計画(UNDP)はサッカー選手でイングランド・プレミアシップ、チェルシーFC所属のディディエ・ドログバ氏を親善大使に任命しました。すでにUNDP親善大使として活躍しているジダン氏やロナウド氏に続き、ドログバ氏も2015年までに世界の貧困を半減させることを目標としたミレニアム開発目標(MDGs)達成のために活動する予定です。

 ドログバ氏は以前からサッカーのスター選手であると同時に、貧困の撲滅やHIV/エイズに対する活動に取り組んできました。UNDPがアフリカをはじめ世界中で取り組む多様な課題について、広く人々に認知してもらう上でディディエ氏の貢献は大きな力となると期待されています。

 「私は人生で成功する機会を与えられました。しかし、成功するチャンスを得ることのできなかった人々のことを常に考えています。貧困撲滅には、皆の貢献が必要です。ミレニアム開発目標の達成、そしてアフリカのためにUNDPと共に活動していきたいと思います。また、ジェンダーの平等は推進しなければなりません。女性と女の子は特に危険にさらされているのです。世界的な感染症問題を解決するには男性へ、特にアフリカの場合には多くの若い男性に対して正しい知識を浸透させていかなければならず、私は最善を尽くしたいと考えています」とドログバ氏は語っています。

 ドログバ氏は女優の紺野美沙子氏、伝説的なサッカー選手であるロナウド氏(ブラジル)および ジネディーヌ・ジダン氏(フランス)、ノーベル文学賞受賞者ナディン・ゴーディマー氏(南アフリカ)ならびにノルウェー王国のホーコン皇太子に続き、6人目のグローバルな親善大使となります。


 ディディエ・ドログバ氏(本名 ディディエ・イブ・ドログバ・テビリー)
1978年、コートジボワールのアビジャンに生まれる。幼少時にフランスに移住、1998-99シーズンにルマンのトップチームに昇格したのち、2003-04シーズンにフランスリーグ最優秀選手に選ばれる。2004年に最も成功しているクラブのひとつと言われるチェルシーFCへ移籍。2006年には母国コートジボワールの代表チームに参加し、チームをドイツで開催されたワールドカップへと導いた。


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