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ニュースルーム −プレスリリース−

2007年12月01日

37人のアフリカのミュージシャンと国連の協力によるエイズ、貧困、教育と紛争に対するCDが製作されました

アフリカ全土から集まった37人のミュージシャンは、国連とともに11曲からなるアルバムを製作し、エイズ、貧困、ジェンダーの不平等、低い識字率や紛争に対する全大陸の人々に団結を呼びかけました。世代をこえて人々の心に届く音楽の力を最大限にいかし、ミレニアム開発目標(MDGs)に向けて前進することが期待されています。

18カ国語で歌われた11曲の歌は、「変革」を強く訴える内容となっています。アルバムの最初の曲 ”We are the Drums(私たち自身がドラム)”では、すべての市民と機関が「エイズのない世代」に向けて協力し、貧困と飢餓に闘うよう促しています。また別の曲は、すべての少女が教育を受ける権利を強調し、女性への平等な権利と機会を呼びかけるなど、アフリカの現実的な課題を、アフリカ民族音楽独特の力強いリズムの中に歌い上げています。

今回のアルバム”We are the Drums”は、国連開発計画(UNDP)、国連開発と平和のためのスポーツ事務所(UNOSDP)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)、国連人口基金(UNFPA)、国連ミレニアム・キャンペーンの協力により製作されました。”We are the Drums”活動には、オリンパス株式会社と国際競技連盟からも資金協力を戴きました。エグゼクティブ・ディレクターとしてダカールに拠点のある汎アフリカ製作レーベルのAfrica Feteが担当し、近年逝去しこのCDが捧げられているママドウ・コンテ氏(Mamadou Konte)が指導しました。

”We are the Drums”は、世界エイズ・デーの12月1日からアフリカ大陸にある52カ国のテレビ局やラジオ局に無料で配信されます。タイトルにもなった最初の曲は、ビデオクリップもテレビ局へ配信されます。

”We are the Drums”について:
”We are the Drums”活動は、2003年から2004年まで2年続けてセネガルのダカールで行われた「アフリカにとってのミレニアム開発目標」ブレイン・ストーミング・セッションから生まれました。みんなが一体となれる歌を作曲し、レコーディングしようという決議に賛同した17人のシンガーと、伝説的なサックスフォーン奏者であるManu Dibang氏がBoncana Maiga氏の指揮によって”We are the Drums”を歌ったのが始めです。この曲はすべての人に行動を起こさせようという招待であり、すべての人々がメッセージを他の人へ伝えられる”Drum(ドラム)”になろうというメッセージがこめられています。

お問い合わせは、UNDP東京事務所 西郡 (広報・市民社会担当官:03-5467-4751 toshiya.nishigori@undp.org ) まで。


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