2008年09月03日
ジェンダーと危機予防・復興に関するUNDPセミナー 「The 8 Point Agenda−UNDPの新しいストラテジー」開催のお知らせ (9月10日 於;UNハウス)
現在、世界の貧困人口の6割、非識字率人口の3分の2を女性が占めています。彼らは、経済的、社会的により過酷な状況にあります。
ジェンダー平等と女性のエンパワーメントは人間の権利であり、ミレニアム開発目標を達成し、持続可能な人間開発を実現するために必要な開発支援の絶対的要素です。包括的、民主的で、暴力のない持続可能な開発にとってジェンダー平等は欠かすことができません。
UNDPは、ジェンダー格差に対応することなしに世界の貧困を削減することはできない、という認識を更に強化しました。2008年−2011年のUNDP行動指針には、UNDPが掲げる4つの重点課題である貧困削減、民主的ガバナンス、危機予防・復興、エネルギーと持続可能な環境の各分野における開発支援に、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントの確保が組み込まれています。また、2008年−2011年ジェンダー平等戦略(GES: Gender Equality Strategy)を設定し、行動計画にある目標を達成するための具体的な戦略と課題を定めています。危機予防・復興分野にいたっては、紛争の予防と解決、平和構築において女性が果たす役割は非常に大きいという共通理解のもと、8つの具体的な指針(The Eight-Point Agenda)を定め、戦略的アプローチを通して女性のエンパワーメント及びジェンダー平等を促進する活動を実施しています。
本セミナーでは、UNDP本部のBCPR/BDP及びジェンダー & 危機予防復興アドバイザーを務めるホダン・アデゥ氏を迎え、この8つの具体的指針がどのようにして現場におけるUNDPのCPR活動を強化しているかについて紹介いたします。
【ジェンダーと危機予防・復興に関するUNDPセミナー 「The 8 Point Agenda−UNDPの新しいストラテジー」】
開催日時: 2008年9月10日(水)10時30分〜12時
会場: UNハウス5階 コミッティールーム2・3 東京都渋谷区神宮前5-53-70
報告者:
ホダン・アデゥ
国連開発計画 BCPR/BDP及びジェンダー & 危機予防復興アドバイザー
斎藤万里子
国連開発計画 開発政策局 UNDP/日本 Women In Development(WID)基金 プログラム・マネージャー
使用言語:英語(通訳無し)
お申し込み方法:お名前、ご所属、ご連絡先(電話・Eメールアドレス)を明記の上、9月8日(月)までに、kayo.yamada@undp.org までご連絡ください。
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