2008年10月01日
ミレニアム開発目標達成のための国連改革にスペイン、ノルウェーおよび英国が2億7500万米ドルの支援を表明
9月25日ニューヨーク: スペイン、ノルウェーおよび英国政府は9月25日、国連による各国の開発支援を向上させるために、新しい多国間援助国資金メカニズムを通じて、向こう2年間に少なくとも2億7500万米ドル(約288億円)を拠出することを発表した。
この拠出は、開発途上国が自国の直面する課題に取り組むにあたって、国連の各開発機関が国連システムの中で協働して国連の活動やプログラムを実施することに資するファンドとなろう。
今回発表された資金提供のコミットメントは、関心のある他の援助国による拠出を受けて、今後さらに4億米ドルに達することが期待されており、農業開発、文化、気候変動対策、女性の可能性の拡大、さらには子どもや青少年のニーズに対する活動資金を増加するものである。国連諸機関は協力を通じ、支援を最も必要とする人々に国連の支援を提供し、ミレニアム開発目標(MDGs)達成のために資金を最大限に活用する。
今回の支援は2006年12月にスペイン政府がMDGs達成のために7億1千万米ドル(約745億円)を拠出したMDG達成基金に基づき、それを拡大するものである。同基金はすべての国連機関が利用することができ、これまでに24国連機関が45カ国で総額約3億米ドル(約315億円)以上の共同プロジェクトの承認を受けている。
詳しくはこちら(UNDP 英文プレスリリース)
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