国連開発計画（UNDP）駐日代表事務所

11月16日、UNDP中国事務所は『中国人間開発報告書2007/2008 “Access for All: Basic Public Services for 1.3 Billion People”』を発表しました。

UNDPの資金支援の下、中国改革発展研究院(China Institute for Reform and Development)が一年半かけた調査に基づき執筆された本報告書では、過去30年間において中国の人間開発は大幅に改善し、「人間開発高位国」の基準に近づいているとする一方、国内における人間開発の格差は、都市部と農村部、沿海地域と内陸部、男性と女性、そして都市定住者と農村部からの出稼ぎ労働者の間で拡大していると指摘しています。その上で保健や教育、社会保障、公共雇用サービスなどの基本的な公共サービスにおける格差を是正し、農村部の人々や社会的弱者の生活を改善するために、9つの具体的な政策を提言しています。

本報告書および関連プレスリリースはUNDP中国事務所ウェブサイトをご覧下さい。

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