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2009年11月02日
UNDPとJICAのマルチ・バイ協力:南部スーダンにおけるDDRプログラム UNDPは、南部スーダン元兵士の武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)委員会とともにスーダンにおけるDDRプログラムを実施しているが、元兵士の復職、または社会復帰には、新しい職業技能や技術の取得が有効である。こうしたことから、DDRプログラムでは2009年9月、独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力を得て、元兵士の職業訓練プロジェクトを開始した。JICAと協力して実施している職業訓練では、木工、板金、建設、縫製やホテルサービスの研修が3カ月間にわたり行われているほか、6週間の食品加工研修を行っており、10月時点で、元兵士101名を含む多くの市民が参加している。職業訓練プロジェクトでは、さらにJICAによって基礎的な識字教育や企業経営能力の向上などを盛り込んだ研修プログラムも実施されている。南部スーダンDDR委員会とUNDPは、さらに小規模事業や農業分野での社会復帰パッケージを、年内にも中央・東・西エクアトリアの各州およびレイク州で実施する予定である。 |