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ニュースルーム −プレスリリース−

2009年11月24日

クラークUNDP総裁と緒方国際協力機構(JICA)理事長、連携強化に向けた覚書に署名

[2009年11月24日、東京] 本日、来日中のヘレン・クラークUNDP総裁が緒方貞子JICA理事長を訪問し、意見交換が行われました。



会談では、ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた進捗に遅れが生じているアフリカにおいては、各国が一つでも多くの目標を達成できるように、それぞれの国のニーズに合わせた能力開発や政策的支援を行うことが重要であると確認しました。そして、日本とUNDPがリードしている第四回アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development: TICAD IV)のフォローアップにおいて、JICAが進めているアフリカ稲作振興のための共同体(Coalition for African Rice Development(CARD))を通じた農業・農村支援や気候変動対策の分野で連携を強化することで合意しました。




最後に、クラーク総裁と緒方理事長は、UNDP-JICA連携強化のための覚書(MoU)に署名しました。これは、MDGsと人間の安全保障の実現という共通のゴールに向けて、UNDPとJICA双方の強みを生かした連携を進めるための具体的指針です。UNDPとJICAは、世界同時不況や気候変動といった危機的状況の下、2015年に迫っているMDGs達成期限に向けて重要な一歩を踏み出しました。





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本件に関するお問い合わせ:
国連開発計画(UNDP)東京事務所
広報・市民社会担当官 西郡俊哉
Tel:03-5467-4751


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