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ニュースルーム −プレスリリース−

2009年12月15日

国連開発計画とJICAがコンゴ民主共和国で警察官2000人の研修を行うことに合意

[2009年12月15日、キンシャサ]国連開発計画(UNDP)と国際協力機構(JICA)は15日、コンゴ民主共和国北キブ州とオリエンタル州において、2010年1月から3月に予定されている国家警察の研修プロジェクトを実施する合意文書に署名した。

この合意文書は、米崎英朗JICAコンゴ民主共和国駐在員事務所長と、Rene Guiraud UNDPコンゴ民主共和国事務所代表代理の間で署名された。今回の合意を受けて、両者合わせて総額57万4,893ドルを拠出する。また本件は、UNDPとJICAが本年11月に日本で調印した国際協力に関する合意を世界で初めて具体化する事例となる。

今回合意されたプロジェクトでは、治安の問題、人権、性暴力および住民の安全に対処することを目的として、北キブ州とオリエンタル州で2000人の警察官を対象とした研修が実施される。3カ月間の研修によって、警察官の能力強化を図り、民主国家における人権や自由などの国際的な基準に基づいて、職務を効果的に遂行できるようにする。

また今回の研修では、刑事免責の取り扱い、コミュニティとの交流、能力の強化、効果的かつ効率的な管理体制、人材とロジスティクスも重点項目となっており、全国的な安全環境の改善にも貢献する。国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)とコンゴ国家警察が研修を担当し、JICAコンゴ民主共和国駐在員事務所によると、2012年まで延長される可能性がある。

本件に関するお問い合わせ先:

UNDPコンゴ民主共和国事務所
Theophane Kinda
Tel:+ 243 81 082 5914
theo.kinda@undp.org

UNDP東京事務所
西郡 広報・市民社会担当官 
Tel:03-5467-4751


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