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2010年05月06日
日本政府の支援によってクルド人自治区ハラブジャに妊産婦のための病院が新設 バグダッドから240km、イラン国境から15kmのところに位置するイラク北東部クルド人自治区のハラブジャは、1988年3月16日に化学兵器による攻撃を受けました。その結果、5,000人が死亡し、7,000人が長期的な後遺症に見舞われています。癌の発症や妊産婦の病気、水や空気の汚染のなど、人々はいまだ爆撃の爪跡に苦しんでいます。特に保健分野では、妊産婦と子どもの医療サービスの不足が深刻で、治療の必要な人々は遠く離れた都市へ治療を受けに行く以外には選択肢がない状況が続いていました。 |