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2011年04月05日

震災で被災されたみなさまへ‐UNDP各国事務所などからのお見舞い

3月11日に発生した東日本大震災により被災されたみなさまに、心からお見舞い申し上げます。

この度の大震災に対し、世界各地のUNDP事務所からもお見舞いと一日も早い復興を祈願するメッセージが数多く寄せられています。また、モンゴル、ラオス、タイ、アルバニアなどの国々では、国連・UNDP職員による募金活動が行われました(注1)。さらにこれまで日本政府の支援を受け、UNDPがルワンダやタンザニアなどのアフリカ各地で実施しているミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの職員や、パキスタン、ウズベキスタンなどの国々からはお見舞いメッセージとともに追悼集会の報告が寄せられています。





ここでは、皆さまへ届いたメッセージと支援について紹介をさせていただきます。



◇パキスタン
パキスタンでは日本政府の協力を受けてUNDPが支援しているプロジェクトに参加する人々からお見舞いのメッセージが届いています。地域ごとのインフラ整備などを支援しており、2010年7月には紺野美沙子親善大使も訪問したノウシェラ地区とハリプール地区では、現地の住民が集い、日本の被災者に祈りをささげるためにロウソクの点灯と黙とうが行われました。同地域は昨年8月に発生した大洪水により甚大な被害を受けましたが、日本を始めとする国際社会の支援を受けて、現在懸命の復旧作業が続いています。また、アフガニスタン難民居住・受け入れ地域(Refugee Affected and Hosting Area)支援プロジェクトでは、コミュニティメンバーが3月23日に日本の被災者のために特別集会を開きました。詳細レポートはこちらをご覧ください。また、4月1日には、UNDPパキスタン事務所の田中敏裕所長の呼びかけで、パキスタン政府、国際人道支援機関、国連関係者が集い、日本のために支援、団結を誓いSolidarity Night for Japanを開催しました。




◇ラオス
国連開発グループで働く職員たちが募金活動を通じ、5000米ドル以上を日本大使館に寄付しました。この金額は、後発開発途上国(LDCs)の一つであるラオスの人々にとって決して小さな額ではなく、これまで政府開発援助(ODA)などを通じてラオスの開発を支援していただいている日本の皆さまへの感謝の気持ちの現れとして届けられています。

◇ベトナム
「日本のためのひとつの国連活動(One UN Action for Japan)」が実施され、国連スタッフによる黙とうと募金活動が行われました。また、ハノイにある国連インターナショナルスクールでは3月26日に、生徒たちがTシャツやマグカップ販売をし、その収益を日本に寄付しました。




◇タイ
日本の被災者のために、国連職員による募金活動に加え、オークションやTシャツ販売、追悼コンサートなどが行われ、計20万バーツ以上が集まりました。

UNDP東京事務所では、一日も早い復旧を心からお祈り申し上げるとともに、国連機関の各駐日事務所と連携しながらできうる限りのご協力をさせていただきます。

◇デンマーク
UNDP職員らが日本への義捐金を集めるため、4月12日にイベントを開催し、4,325.50DKK を寄付しました。イベントは、手作りケーキのできを競うもので、53のケーキやパイがつくられ、投票で優勝者も決まりました。





(注1)UNDPでは一般募金を受け付けていないため、政府や国際赤十字など機関へ届けられています。


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