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ニュースルーム −プレスリリース−

2011年06月14日

「地球上でのある一日」を収めた共同フィルムプロジェクト

2010年10月10日、100か国以上の国連開発計画(UNDP)のスタッフが、UNDPの活動を映像で記録する共同フィルムプロジェクトに参加しました。多くのスタッフにとって、ビデオカメラを使うのは初めてのことでした。

スタッフたちの協働の成果は、UNDPが(途上国で行っている)活動の息づかいを伝えるような8分のフィルムとなりました。フィルムでは、UNDPスタッフがどんな活動をし、どのようにグローバル・パートナーシップを組んでいるかを紹介しており、世界中のUNDP国事務所における日々の活動を垣間見ることができます。また、フィルムはUNDPが多様な文化の中で業務をしていることを映し出し、UNDPが取り組んでいる国連の優先的な課題やミレニアム開発目標(MDGs)を強調しています。

最終的に完成したフィルムは、「One Day on Earth(地球上でのある一日)」と名付けられ、世界各国で同じ1日の24時間を記録したビデオフィルムを編集した前例のないものです。190か国以上の1万6000人もの撮影者が同じ1日に世界中で見られた成功、悲劇、希望、恐怖などの無数のストーリーを記録するのに携わりました。

現在、「One Day on Earth(地球上でのある一日)」イニシアティブは、今年後半に公開される予定の長編ドキュメンタリーを制作しています。このイニシアティブは、フィルム制作に携わったすべてのコミュニティが閲覧できる過去に例のないビデオ・アーカイブも制作しており、オンラインマップからアクセスできます。

「One Day on Earth(地球上でのある一日)」イニシアティブでは、動画撮影に多くの人が参加できるように、高解像度のカメラ120台を、アフガニスタン、バングラデシュ、南スーダン、ベネズエラなど様々な国のUNDPのスタッフに支給しました。動画撮影への参加者は、地元にあるUNDPの国、地域事務所から後方支援も受けました。その中には、コンピューターの処理能力が低い地域での動画データの収集なども含まれます。

「One Day on Earth(地球上でのある一日)」の共同発起人で、エグゼクティブ・プロデューサのBrandon Litman氏は「国際的なメディアの連携によって、世界での雄大な一コマや新しい視点を生み出すだけでなく、世界が一緒に楽しめるプロジェクトをつくりだしています」と語りました。

2011年11月11日に再度、このグローバルなフィルムプロジェクト実施が計画されています。それにより、UNDPは引き続き、グローバルな業界を事前活動の一環としてメディア制作活動に結び付けていきます。

「One Day on Earth(地球上でのある一日)」のフィルムはこちらこちらから閲覧できます。

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本件に関するお問い合わせ先
国連開発計画(UNDP)東京事務所・広報ユニット(電話:03-5467-4751)


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