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ニュースルーム −プレスリリース−

2012年10月16日

UNDP主導のパートナーシップ・イニシアティブが 地域主導の持続可能な開発プロジェクトの成功の鍵を明らかに

【2012年10月16日、インド・ハイデラバード】
国連が主導する赤道イニシアティブは地域レベルの持続可能な開発プロジェクトの成功を「赤道賞」として隔年で表彰しています。この度、その127のケーススタディと、コミュニティベースの開発イニシアティブの成功から得た多くの教訓をまとめた冊子を発表しました。 

国連開発計画(UNDP)開発政策局環境エネルギーグループのVeerle Vandeweerd 部長は「みなさまはこの賞を授与されたグループがいかに貧困脱却への道を開きながら天然資源を管理しているか、また、UNDPが彼らと協力することから得た教訓を知りたいと思うでしょう。本日、我々はその要望にお応えします」と話しました。

ケーススタディは、これまでに赤道賞を受賞したグループの活動を詳しく紹介しています。そのすべてが貧困、環境破壊、気候変動の課題に対する地域の革新的な取組みです。一連のケーススタディには「地域活動の力:赤道賞の10年から学んだこと」と題した多くの教訓も添付されており、そこには活動のハイライトとベスト・プラクティスが掲載されています。

この発表は、各国政府が地球上の生物多様性を保全するためのロードマップの詳細を交渉するために集い、インドのハイデラバードで開催されている「生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)」の場で行われました。

赤道賞は、多くのノーベル賞受賞者と元国家元首に加え、実業家リチャード・ブランソン、慈善家テッド・ターナー、著名なエドワード・ノートンやジゼル・ブンチェンなどから支持をされています。同賞は、赤道地帯に位置する地域コミュニティが生物多様性と環境を保護しながら、農業とビジネス利益を追求できる革新的な解決策の促進と通常関連しています。

赤道賞は、コミュニティベースの森林管理、小規模漁業、野生動物の保護、種子バンク、持続可能なエネルギー、水へのアクセスなどを通じて、環境を保護しながら地域コミュニティを力づける行動をとっている草の根組織に授与されます。

赤道イニシアティブのケーススタディ・データベース(英語)はこちらから、「地域活動の力:赤道賞の10年から学んだこと」(英語)はこちらからご覧になれます。

赤道イニシアティブは、変動する世界の中で、人々、環境、強靭なコミュニティによる地域からの解決策を促進するために、国連、政府、市民社会、民間セクター、草の根組織が集うパートナーシップです。


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