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アフリカ気候変動適応支援プログラム(AAP)について(革新的な資金調達)
開発途上国が気候変動への適応のための資金調達をよりきちんと掌握することができれば、資源をより有効に管理できるようになります。そのために地域チームは、アフリカ気候変動適応支援プログラム(AAP)参加国が入手可能な資金を特定できるように支援し、これらの国々の融資へのアクセス・管理・プログラム実施能力を強化します。また地域チームは、各国がジェンダーへの配慮を意思決定に組み込むよう支援しています。 直接アクセスのための準備 気候金融は複雑です。地域チームは、開発途上国がこの難しい課題に対応するうえで役立つ以下のようなツールやサービスを数多く提供しています。 ・誰が決定を行い、官、民、非営利団体がどのように協働し、気候変動対策が国の政策に効果的に組み込まれているか否かを明らかにするための指導。 ・国の機関が、自己評価や申請への支援など、気候金融への直接アクセスをするための認可を得る方法についての情報および助言。 ・「能力強化計画(Capacity Development Plan)」および「能力強化行動計画(Capacity Development Action Plan)」の全段階を通じての指導。 詳細 ブルキナファソでは、気候変動に対する取組みにおいてすべき役割を理解してもらうために、主要関係者を対象に面接が行われました。このプロセスに基づき、政府、市民団体、その他のパートナーは、資金調達への直接アクセス機会を提供できる機関の認可に向けた同国の準備状況を確認しました。熱心な議論によって候補機関が決定された後、地域チームは、認可へ向けた次のステップとして同機関の財務管理強化のための行動計画作成を支援しました。 気候金融におけるジェンダー問題の組み込み 地域チームは、国の気候変動対策が、設計、予算編成、実施からモニタリングや評価に至るまでの全段階において、社会およびジェンダーの問題を考慮したものとなるよう支援を行います。 ・気候変動関連基金の理事会や事務局に対し、運営体制や決定においてジェンダーの側面を考慮に入れるよう求める提言。 ・気候金融メカニズムへの提案など、各国が国レベルのイニシアチブにジェンダーを組み込む上で役立つ専門知識。 ・研修会や短期講習。 詳細 地域の「ジェンダーに対応した経済政策管理についての短期講習(Short Course on Gender-Responsive Economic Policy Management)」は、中間レベルの政策立案者、議員、および市民社会団体を対象としています。この講習は13のモジュールで構成され、経済開発の全側面におけるジェンダーの問題を扱い、ジェンダーと貧困と気候変動の結び付きを特定します。 |