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アフリカ気候変動適応支援プログラム(AAP)について(分析と実施)



分析と実施
地域チームは、国別のケースに応じた国内支援とバーチャル・ヘルプデスクを通じて、大小さまざまな課題についてアフリカ気候変動適応支援プログラム(AAP)参加国を支援します。また地域チームは、教訓を次の行動に移すことができるよう、国レベルの報告書を作成します。

国内支援
AAPの国別チーム、UNDPの国事務所、各国政府はすべて、以下の分野において国別プロジェクトのための技術支援を受けることができます。
・計画作成、予算編成、モニタリングと評価、レポート
・データと情報の管理サービス
・能力強化
・知識管理
・革新的な資金調達手段

詳細
AAPに参加するある国は、自国のモニタリング・評価システムの中で明確かつ測定可能な結果を提示したいと考えていました。この国では派遣団の受け入れが難しかったので、地域チームが遠隔操作による結果重視マネジメント(RBM)ツールの提供をしました。さらにその後、持続的使用のための訓練と支援もしました。

遠隔サポート
ヘルプデスクは質問に答えるだけでなく、特定の課題に対するアプローチの考案や、ツールと知識の特定を支援をすることもできます。また、専門家を推薦し、ワーク・パッケージを作成することができます。さらに、プロセス全体のモニタリングと評価の支援のために、ヘルプデスクを使用することも可能です。

詳細
緊急要請があってから2日以内に、ある国の気候当局に対して気候変動についての意識向上支援を提供するために、管理専門家が選出されました。このコンサルタントは、情報と学習教材を一式まとめて現地で1週間、クライアントと活動をしました。ヘルプデスクは、ステークホルダーのワークショップ、およびモニタリングと評価において支援をしました。国のプログラムが航空運賃や雑費などの費用を支払い、地域チームはコンサルタントの手数料や給料を負担しました。

報告
国別プロジェクト
地域チームは、進捗状況のモニタリングについて各国を支援し、データを集約して四半期ごとに国レベルの報告書を作成します。これらの報告書は、国レベルのプロジェクトがAAPの全体的な成功にどれだけ貢献しているかを評価するとともに、欠落部分や共通の懸念事項を特定します。このことは課題克服のための最善策を決める上で役立ちます。

地域チーム
地域チームは、その妥当性と有効性を保持するため、自らの活動の分析をします。

全体的影響
四半期ごとに地域チームは、自身の報告書、国別プロジェクトの進捗状況、ニーズ評価、ミッションレポート、その他の文書を利用して、全体的な有効性を評価します。