国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所のウェブサイトは2013年9月に移転しました。

新ウェブサイトはこちらからご覧いただけます。


持続可能なエネルギー

(c)Bloomberg News, Stephen Shaver

(c)Bloomberg News, Stephen Shaver


エネルギーは、持続可能な開発と貧困削減への取り組みの中核をなすものです。エネルギーは、生活、水利用、農業生産性、健康、人口レベル、教育、ジェンダー関連の問題をはじめ社会・経済・環境開発のあらゆる側面に影響を与えます。開発途上国でエネルギー・サービスの質と量が大幅に向上しなければ、ミレニアム開発目標 (MDGs) は何も達成できません。UNDPによる持続可能な開発のためのエネルギー分野への取り組みは、2015年までのMDGsの達成、特にMDG 1(極度の貧困と飢餓の撲滅)の達成を支援します。UNDPは統合的な開発アプローチを通し、貧困層のエネルギー・サービスへのアクセスを拡大するために、権限付与政策の枠組み構築支援、地方の能力開発、知識に基づく助言サービスに尽力しています。

各国の事務所から
新しいUNDPイニシアティブは、中国のエネルギー問題解決を支援しています:12年におよぶ4段階のプログラムは、中国の主要エネルギー最終利用者(産業と建物)へのエネルギー節約と効率化の幅広い適用を妨げている障害を取り除くよう努力します。このプログラムは持続可能な、市場を基盤としたアプローチをとりながら、中国が生産性を高め、温室効果ガスの排出を減らし、地球環境を向上させるよう支援していきます。

ネパール:UNDPネパールの農村エネルギー開発プログラム(REDP)は、ネパールの分散型エネルギー開発の強化と支援を目指し、遠隔地域の貧困層の人々による手頃な価格での代替エネルギーの利用促進に、大きな成功を収めています。REDPの成功事例については、UNDPネパールのウェブサイトをご覧ください。


西アフリカ:貧困削減のための多機能プラットフォーム。このプラットフォームが女性を単純労働から解放し、収入創出の機会を増やしている事例のレポートを、プロジェクトのウェブサイトで読むことができます。

フィリピン:再生可能エネルギーの障害を取り除くための能力開発。このプロジェクトは、化石燃料の利用に代わる再生可能エネルギーの開発を妨げている市場、政策、技術、財政上の障害を取り除くことによって、温室効果ガスの排出を減らすことを目指しています。