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United Nations Development Programme

国連開発計画(UNDP)東京事務所

TICADⅣにむけて

2008年4月14日

UNDP東京事務所は、TICAD IVに向けた活動の一環として、市民社会の参加、環境/気候変動、ジェンダー、民間セクターとのパートナーシップなどの重要なテーマについて、さまざまなパートナーと共に啓発イベントを行っています。詳しくはこちらから。

   
   

 パートナーシップ 

 

■ 第4回アフリカ開発会議(TICADIV)開催記念-アフリカにおける持続可能なビジネスを目指して     (プログラムはこちらから)

      近年のアフリカの経済成長を背景に、民間セクターが自らの資金や技術を活かして、ミレニアム開発計画(MDGs)達成にも貢献する取り組みが始まっています。経済成長を加速させながらMDGsの達成を目指すには、民間セクターの活力を行き渡らせる制度作りに加え、国内外の資金や技術を最大限に活用し、民間企業が持続維持可能で質の高い社会サービスの提供をしていくことが重要です。本シンポジウムでは、日本の民間企業が商業活動を通じてMDGsに貢献した具体的事例に基づきながら、アフリカ開発における民間セクターの可能性と課題について検証しました。
         
      日時:  2008年4月7日(月) 
      場所: UNハウス ウ・タント国際会議場
      主催:  国連開発計画(UNDP)
      共催:  読売新聞社
      後援:  外務省
      協賛: 住友化学株式会社
         
       
 UNDPからの基調講演: 
         『アフリカの開発における民間セクターの役割』
          オラフ・ショーベン 国連開発計画(UNDP) 開発政策局長  (Bio/資料)
     
       パネリスト 
        ・大庭成弘 住友化学株式会社 代表取締役専務執行役員
        ・オラフ・ショーベン 国連開発計画(UNDP) 開発政策局長    
        ・エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ 駐日タンザニア連邦共和国 特命全権大使
        ・岡田仁孝 上智大学 教授
        ・村田俊一 国連開発計画(UNDP) 駐日代表
       
       シンポジウムの報告書はこちらから。

   
   
   

 ジェンダー 

 

■ アフリカと気候変動:ジェンダーの視点から     (プログラムはこちらから)

      女性は、家庭やコミュニティーでのケア・ギバー(水汲み、炊事、洗濯、育児、病人や老人の介護など)として、また、農業従事者として周辺の自然資源に頼るところが多く、気候変動の悪影響に対して最も脆弱な立場にあります。同時に、女性は気候変動がもたらす人間開発への負の影響を最小限に食い止め、環境の変化に適応するにあたり、とても重要な役割を担うことができます。気候変動に関する取り組み、特に適応支援には「ジェンダーの視点」を導入し、女性のニーズに対応していくことが不可欠となります。本セミナーでは、アフリカの気候変動とその対応策を「ジェンダーの視点」から検証しました。
         
      日時:  2008年2月22日(金) 
      場所: UNハウス コミッティルーム
      主催:  国連開発計画(UNDP) 東京事務所
         
       
 UNDPによる特別スピーカー:
         アミ・ゲイ氏 国連開発計画(UNDP) 人間開発報告書制作室 政策スペシャリスト。人間開発報告書2007/2008共著者   (Bio/資料1)
   
   

■ 国連公開フォーラム:国際女性の日2008「女性と女児に投資するということ」     (プログラムはこちらから)

      世界では、グローバル規模で起きている貧困による負担の多くを女性が抱えています。貧困人口の7割が女性や女児だといわれています。女性は、世界中で消費される食物の半分を生産するといわれますが、女性が所有している農地は全体の1%に過ぎません。女性や女児による教育、経済、そして政治への参加の可能性に投資することは、保健や経済面で健全な家庭を築くことができるだけでなく、コミュニティや国に大きな利益を生みます。女性や女児への投資は、持続可能な経済成長、そして健全な社会経済とローカルレベルでの文化や政治の活性化に欠かすことはできないのです。UNDPはパネル・ディスカッションにて、なぜ女性や女児への投資がMDGsの達成に不可欠なのか、また、UNDPは日本政府と協力してどのような投資(支援)を行っているかを発表しました。
         
      日時:  2008年3月10日(月) 
      場所: UNハウス ウ・タント国際会議場
      主催:  国連大学
      共催:  国連食糧農業機関、国際労働機関、国際通貨基金、国連人道問題調整事務所、国連開発計画、国連大学
        国連環境計画、国連人口基金、国連人間居住計画、国連難民高等弁務官事務所、国連広報センター
        国連児童基金、国連工業開発機関、国連プロジェクト・サービス機関、国連ボランティア計画、
        国連世界食糧計画、世界銀行
         
       
 UNDPによるパネル発表:
         ~Investing Women and Girls: UNDP/WID基金の経験から~
          大崎麻子 アドボカシー・スペシャリスト   (Bio/資料)
   
   
   

 環境/気候変動 

 

■ 気候変動と資源希少化における日本のアフリカ政策:アフリカの人びと主導による持続可能な開発を目指して     (プログラムはこちらから)

      世界経済におけるアフリカの役割と、アフリカの貧困者が直面する挑戦は急速に変わりつつあります。変化のキーワードーは、「気候変動」と「資源の希少化」です。TICADIVと洞爺湖G8サミットでも、「気候変動」は重要議題の一つです。本会合では、日本の援助・貿易・投資・環境分野の政策決定者やオピニオンリーダーと、アフリカのNGOや国際機関・有識者が一堂に会し、人々の主導による持続的な発展と貧困削減のために日本は何ができるのか、というテーマで活発に議論しました。その結果は、提言として発表されています。UNDPからは、『人間開発報告書2007年/2008年気候変動との戦い-分断された世界で試される人類の団結-の共同執筆者でもあり、人間開発報告書制作室の統計スペシャリスト アミ・ゲイ氏が、「気候変動はアフリカの貧困層に、またMDGsの達成にどのような影響を及ぼすのか」を報告しました。
         
      日時:  2008年2月21日(木) 
      場所: 早稲田大学国際会議場
      主催:  早稲田大学アフリカ研究所
      共催:  TICAD市民社会フォーラム(TCSF)、国連開発計画(UNDP)
      後援:  朝日新聞、外務省、環境省、経済産業省、、財務省、JBIC、世界銀行、DFID、TNnet、JICA
        2008年G8サミットNGOフォーラム、毎日新聞
         
       
 環境専門家からの発表: 
         ・ 「Challenges of Africa Development in the Era of Climage Change」
           ジョセフ・スーナ氏 アフリカ市民委員会運営委員 / PELUM Association 事務局長   () 
         ・ 「Climate Change and Resources Scarcity: A Framework」 
           ンジェリ・ワムコーニャ氏 国連環境計画(UNEP)技術・経済・産業局アフリカ地域事務所 プログラムオフィサー   () 
         ・ 「Climage Change and Africa’s Poor」 気候変動とアフリカの貧困者
             アミ・ゲイ氏 国連開発計画(UNDP)人間開発報告書制作室統計ユニット 制作スペシャリスト   (Bio/資料)
         ・ 「Resource Scarcity and the Poor in Africa」 資源希少化とアフリカの貧困者   (資料) 
           トミー・ガーネット氏 アフリカ環境財団(EFA) 
       
 会議結果: 
         ・ TICADと洞爺湖G8サミットに向けた提言~「人びと主導型」アプローチによる気候変動と資源開発への対応~   (資料)
   
   
   

 市民社会とアフリカ開発 

 

■ 2008年第四回アフリカ開発会議(TICAD IV)に向けた国際シンポジウム     (プログラム詳細はこちらから)

      TICADIVに向けて、アフリカと日本の市民社会の側から声をあげることを目的として企画されたシンポジウムです。アフリカから来日した14のNGOの代表 と日本のNGOが協力し、TICAD IVの3つ柱として掲げられている「投資と経済成長、人間の安全保障、環境保全・気候変動」について、市民の目から提言を行いました。特に、サハラ以南のアフリカ地域では達成が難しいと考えられているミレニアム開発目標(MDGs)に向けてた努力と支援の重要性が強調されました。

         
      日時:  2007年10月27日(土) 
      場所: UNハウス ウ・タント国際会議場
      主催:  TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet)
      共催:  国連開発計画(UNDP)
      後援:  外務省、JICA、世界銀行、毎日新聞社、朝日新聞社
         

       UNDPによる基調演説:
         ~Challenges faced by Africa and the World: Can We Achieve the Millennium Development Goals by 2015?~
         アフリカと世界が直面する課題:2015年までにミレニアム開発目標は達成できるのか?   
         村田俊一 国連開発計画(UNDP) 駐日代表   (Bio/資料) 
       

       アフリカ、アジア、日本のNGOからの発表:
         ・ 市民社会が考える「人間の安全保障~権利をベースとして」   (資料)
         ・ 市民社会が考える「投資と経済成長~貧困者志向の政策を目指して」   (資料) 
         ・ 市民社会が考える「環境保全・気候変動~貧困者志向の持続可能な開発のために」   (資料)
         ・ TICADIVに向けた政策提言-アフリカ・アジアの市民社会の視点から(Voices)   (資料)
       
       NGOからの提言を分野別にまとめました。詳しくはこちらから。 (準備中)