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コソヴォ違法小型武器規制プロジェクト(ISAC)プロジェクト実施中|ドナー募集 2002年9月現在
背景紛争直後における事態からは改善しているものの、無数の小型武器の保有、組織的犯罪、根強い民族・政治的摩擦、日常的な社会的犯罪、脆弱な法の支配などが原因となって、コソヴォでは依然として身体の安全が保障されてない。違法小型武器と暴力の蔓延は、コソヴォにおける将来に向けた社会経済開発や平和構築にとって重大な障害となっている。小型武器の数は少なくとも10万個、実際はその数倍存在すると見られている。 最新の施策コソヴォにおける小型武器規制に関する活動は、主に法の執行と不法所持及び使用に対する力ずくの対応に焦点をあてている。こうした活動は、違法武器がもたらす身体への危険と不安感をとりまく経済、社会、開発環境の改善を目指すものとはなっていない。 UNDP _ 違法小型武器への人間開発のアプローチUNDPは、違法小型武器の蔓延と、これによる安全保障の欠如を、以下の点で社会・経済開発に対する重大な障害と見ている。
UNDPは社会に広く蔓延する小型武器によって引き起こされる諸問題に対応する上で多々の実績を持ち、パートナーシップの構築、キャパシティー・ビルディング、開発活動をとおした解決策を実施することで、不法に所持されている武器を減少させるため方法を熟知している。武器回収を行う上で、UDNPは特に次の点に配慮している。
紛争や暴力に虐げられてきた社会に暮らす人々は、身体の安全と安定した生計が保障されることによって、武器の放棄に応じることが、UNDPのこれまでの経験から分かっている. プロジェクトの構成
プロジェクトの実施戦略実施第一段階(2002年6月〜2003年12月)には、将来にわたる本分野での活動に必要な教訓や経験を得ることを目指す。こうした教訓には、長期的視点に立った小型武器の削減、市民社会による積極的な参加の必要性等が含まれることになる。 本プロジェクトは、小型武器削減に関わる直接的な介入を行うと同時に、政策、計画の改善、武器規制に関わる制度の策定、武器回収のための警察の能力強化を支援する。「コソヴォ違法小型武器削減・規制戦略」は違法武器に関わるすべての問題に対処するものとなる。また、今後数年間に急を要する介入を行うために必要な資金等の調達を行う上で有用となる。 市民社会の参加は極めて重要であり、その役割が充分果たせるよう強化していく。市民社会と警察の間の信頼関係を醸成するために、警察活動がより地域に根付いたものとなるよう支援していく。 武器の任意回収を試みることで、コソヴォ社会における最も効果的で適切な回収方法を特定し、「コソヴォ違法小型武器削減・規制戦略」に右方法を組み込んでいく。 パートナーシップ本プロジェクト運営のため、既にUNMIK警察・司法担当局(ピラー1)との協力体制が築かれている。KFORやその他の利害関係者とも、本プロジェクトの運営委員会を通じて調整していく。 UNDPが有する幅広いパートナーシップ及び右パートナーシップがもたらす利点は次のとおり。 予算
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