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UNDPがイスタンブールに「開発のための民間セクター国際センター」開設

2011年3月11日 イスタンブール

センター開所式

センター開所式


UNDPの「開発のための民間セクター国際センター」が、地場産業と雇用創出のためのビジネスモデル構築の専門知識を提供する場として設立されました。

UNDPのヘレン・クラーク総裁は、トルコへの4日間の訪問中、同センターの開所式に出席し、「トルコは国際社会と途上国開発に重要な役割を担っており、イスタンブールはこの民間セクターによる貧困削減の取り組みのための新しいセンターにまさに理想的な立地です。国家には雇用を創出してイノベーションを拡大するダイナミックで競争力のあるビジネスが必要です。人々は新たな自由と不公正の撲滅のみならず、一定レベルの賃金を得て生活水準を向上させることを求めています。今中東で起こっている出来事は、全ての人々の包括、そして持続的発展と開発の重要性を我々に再認識させました」と述べました。

同日朝、クラーク総裁とトルコのダーヴトオール外相は、UNDPとトルコの貧困削減グローバルパートナーシップの協力に合意しました。

「この合意は、トルコの国家求心力、経済成長、そして国際協力への重要な貢献者としての世界的役割を象徴するものです。このトルコの役割と、UNDPの途上国における展開と多様な状況下での長年の開発経験が力を合わせれば、開発に向けたスキルとリソースの強力な協力となるでしょう」。

UNDPは、貧困、飢餓、疾病、妊産婦と児童の死亡率の2015年までの削減を目指すミレニアム開発目標の達成を、民間セクターと協力して促進しています。

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