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UNDPイスタンブール国際センター「UNDPイスタンブール:開発のための民間セクター国際センター」(The UNDP Istanbul International Center for Private Sector in Development、以下「UNDPイスタンブール国際センター」)は、トルコ共和国政府とUNDPの間で交わされたパートナーシップの枠組み合意にもとづき、2011年3月に設立されました。 このセンターは、トルコの会議招致力と充実した民間セクター、そして民間セクターが開発課題に対応するための国際的、および地域レベルでの取り組みを支援するというUNDPの任務に基づいて、実現しました。 センターは、イスタンブールの中心地にあるトルコ政府ビルの3階にあります。ボスポラス海峡とゴールデンホーンを望み、施設内には、130名を収容できる会議場、3つの会議室、オフィス、そして図書館があります。 センター設立の背景ミレニアム開発目標(MDGs)の達成には、市場と民間セクターが主導して貧困層のための雇用を創出し、彼らが必要とする商品・サービスを提供し、社会経済基盤への投資に必要となる税収を生み出すような、活力ある経済成長が必要不可欠であるとUNDPは認識しています。エネルギー、環境、紛争予防、ジェンダーの平等、民主的な政府の実現などのUNDPの幅広い目標を達成するために、多国籍企業から中小企業、地域市場にサービスを提供する共同組合にいたるまで、民間セクターは重要な役割を果たしています。 多くの開発途上国や移行国において、UNDPは、政策や制度設計、生産・消費のバリューチェーンの構築、商品やサービスの提供、包括的な起業家育成、CSRなどの分野で「包括的な市場の開発」を支援しており、これらがUNDPの民間セクター戦略の柱となっています。 またUNDPは各国において、本部の民間セクター部門と協力しながら、「包括的な市場の開発」(IMD)、「包括的な市場の育成」(GIM)、「ビジネス行動要請」(BCtA)などのプログラムを実行しています。 センター活動の目的このセンターは途上国にある国際的な研究拠点として、また、UNDPの民間セクター部門の国際拠点として、以下のような連携や活動を推進しています。
研究、政策提言と官民対話、知識や情報の開発と管理、ミレニアム開発目標を達成するための官民パートナーシップ、能力開発とトレーニングのすべてを総合的に提供することを本センターは目的としています。 |